アルコールインクアートのバラについて
アルコールインクアートではいくつかの代表的な技法があります。
今回はその中であまりコントロールを必要としない、初心者さん向けのルーズな花びらのバラの描き方を動画付きでご紹介します。※音声なし等倍速
ルーズな花びらのバラ 描き方動画
下に解説がありますが、動画を見た後の方が多少伝わりやすいかと思います。
使用品
インク
カラーインク:コピックインク
●18本まで送料350円です
[rakuten id=”arcoasis:10002538″ kw=”コピックインク E79″]
メタリックインク:ピニャータRICH GOLD
青金のカラーで私はよく使用しています。
●必携のBRASSとのセットです。
アルコール
無水エタノールを使用しています。
紙
ニュアンス感が出やすいユポを使用しています。
描き方のポイント
最初にバラの花の色のベースにする色を大まかに広げておきます。
大きさは手のひらくらいのサイズがあった方が、初心者さんは描いていきやすいと思います。
私は深みやニュアンスが欲しくて最初に複数色いれるのですが、ここは単色でも良いと思います。
特に明るい色や淡い色を目指すなら沢山混色しない方が良いですね。
※動画はこの後、花びらを描いていく所からになっています
エタノール(またはIPA)とインクを大体交互に乗せ花びらを描いていきます。
基本は外周から乾かすイメージで手を動かします。
花びらの陰影を出すために、前のインクが乾ききる前に次のエタノールやインクを乗せています。
少しぼんやりした所を作るイメージです。
しっかり乾いてから次を乗せると、くっきりペタっとした「絵に描いたバラ」になりがちです。
※エッジを出したいときはこの方法も良いと思います。
バラらしくする1番のポイントは、滴下する際にたまに中心をずらすこと。
多少大胆に中心をずらすことで花びら感を出して、ただの渦巻きにならないようにします。
合わせて腕の動きはずっとグルグルさせているだけでなく、押しつぶすようにしたり楕円やひょうたんなど歪な形を描く様にして変化をつけると花びらのニュアンスが出てくると思います。
最後の方の中心部分の色は濃い目を選ぶと立体感が出しやすいですね。
バラの描き方は色々あると思いますが、いちばん簡単かなと思う方法です。
よかったら試してみてくださいね。
⚫バラの中心の巻きを描く
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●上級者さん向け
ふんわりグラデーションのバラ
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