1986年、岐阜県生まれ。
宮嶋朝見(Asami)は、生物の進化や自然の秩序、その流動する痕跡をテーマに、ミクストメディア作品を制作するアーティスト。社会人として大手企業に勤めながら、京都芸術大学で日本画を学び、その後、中退。伝統的な日本画の知識を活かしつつ、抽象的かつ流動的な表現を取り入れた独自のスタイルを確立している。
彼女の作品は、自然の無常と、その先に内在する普遍的な秩序を探る。 生命は進化の過程で変化を繰り返しながらも、やがてフラクタル構造や黄金比、黄金角といった合理的なパターンに収束していく。それは偶然ではなく、淘汰を経て選ばれた形であり、万物の流転の中に刻まれた必然でもある。
風に揺れる木々、波の動き、生物の進化の痕跡――それらは絶えず変わりながらも、内在する秩序を秘め、神秘的な美を持つ。彼女の作品は、自然や生命が織りなす流れの中に潜む合理性と神秘を可視化し、そこに宿る美を感じ取るための試みである。
学び・ワークショップ
- 2014年:四条派・塚下秀峰氏のワークショップに参加(日本画付立技法)
- 2019年:鈴木美香氏(現アルコールインクアート協会理事)の日本初ワークショップに参加(アルコールインクアート基礎)
主な展示歴
- 2022年:「アルコールインクアート六人展」
- 2023年:「NAGOYA CONNECT」
- 2024年:「NAGOYA CONNECT 2nd」
コラボレーション・プロジェクト
- 2021年 Myrtille craft「アルコールインクアート用紙 RICH INK シリーズ」監修・表紙アート提供
コレクション・奉納作品
- 2018年 若宮八幡神社(岐阜県)に絵行灯原画 20点を奉納
ステートメント
私の作品を通じて、生命の根源にある「複雑でありながら単純な美しさ」を感じてもらえたらと思います。
ポートフォリオ(ミクストメディア作品)
Instagram : @asami_miyajima_portfolio
連絡先
Contact : artwork.by.asami□gmail.com
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