アルコールインクアートで雑貨を作りたい
UVレジンは使えるのかな?
アルコールインクアートとUVレジンを使った
ガラスドームの作り方を紹介します!
- アルコールインクアートとUVレジンを使った雑貨(ペーパーウェイト)の作り方
- アルコールインクアートにUVレジンを使うときのコツ
●アルコールインクをこれから始めたい方はこちら。どこよりも詳しい道具紹介!
●超基本の描き方はこちら
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アルコールインクアートの雑貨について
アルコールインクアートを用いた雑貨は、おしゃれで存在感があり、マルシェなど物販で映えますし、日常に取り入れて自分で楽しむのにも絶好です。
中でもガラスドームは少ない材料で、簡単に高級感のある仕上がりにできます。
ペーパーウェイトとしても使えて、デスクが華やかになりますよ。
今回はUVレジンを用いた作り方を、失敗しやすいポイントと解決策に触れながらご紹介します。
材料
主な材料は上記の物と、ねり消し、エンボスヒーター、IPA(または無水エタノール)です。
●ガラスドーム
あまり販売しているところを見かけないですよね(私だけ…?)。
中国からお安く仕入れられます。
●UV&LEDレジン
●UV&LEDライト
30秒などで自動で電源が切れるものが便利
●エンボスヒーター
UVレジン作業の必需品。
●無水エタノール
レジン汚れをスッキリ落とせます。
●シリコン筆
100均のネイルコーナーにあります。
作り方
アートを切り出す
アルコールインクアートの好きな位置を円形に切り出します。
カッターで円形に切るのは難しいため、ハサミを使います。
縁は少々ズレていても、表側から見れば全く目立たなくなります。
ぶ、不器用…笑
たくさん作る場合などはクラフト用のパンチやサークルカッターを使用しても良いですね。
●4.5㎝クラフトパンチ(ガラスドームの直径と同じサイズのものを)
●中心に穴を開けないサークルカッター
アートをガラスドームに接着する
ガラスドームの平らな面に触れるように、ねり消しや粘土などを使って固定します。
続いてUV・LEDレジンを塗り伸ばし、温めて気泡を飛ばします。
そこに切り出したアートを乗せ、空気を抜きます。
私が使用したUVレジンの星の雫は普通に乗せてもアルコールインクをほとんど溶かしませんでしたが、気泡抜きで動かしていたらアートが多少溶けました。
心配な方はアートにスプレーバーニッシュを3,4回重ねて、シーリングしておくと良いと思います。
●スプレーバーニッシュの効果の検証の記事はこちら
ここでの空気の押し出しが、仕上がりに大きく影響します。
ひっくり返して表からも気泡が無いかチェックし、空気をしっかり追い出しましょう。
レジンを気持ーちだけ多めにして、レジンごと押し出す感じにするか、スライドさせるようにアートを乗せると多少抜けやすかったです。
はみ出したレジンは綺麗に拭き取っておきます。
無水エタノールやIPAを使用するとスッキリと落とせます。
空気が無くなり、はみ出しもキレイにできたらUV・LEDライトを当てます。
そのまま置くと机にくっついてしまうので、再びねり消しを使って台座にします。
LEDライトであれば30秒ほど当てれば完成です。
きっちり切り取れていなくても、この通りガラスのカーブで隠れてほとんど目立ちませんね。
底に生地を貼って完成度アップ
これだけでも良いですが、さらに底面にフェルト生地を貼ると、貼りつけたアート紙が隠れますし、置いた時の衝撃吸収にもなってオススメです。
円形にカットされたフェルト生地は、ヘアピンの当て布やコサージュの裏布用として手芸店で販売されています。※似たもので、裏面粘着の家具の脚用のタイプだとちょっと厚すぎました。
アルコールインクアートのペーパーは厳密には紙(パルプ素材)ではなくプラスチックに近い素材なので、プラスチックがくっつけられるタイプのボンドを使いましょう。
ボンドの代わりに私はジェルメディウムを使用しました。
水性で扱いやすいです。テクスチャーアートにも必需。
まとめ
いかがでしたか?UVレジンのご経験がある方なら、材料を集めたらすぐに作れると思います。
おしゃれなアルコールインクアートはインテリアとしてももちろん良いですが、実用性のあるものはプレゼントにも喜ばれそうです。
ぜひチャレンジしてみて下さいね。
●イニシャル雑貨の作り方動画はこちら