アルコールインクアートの大理石柄について
大理石柄は今や雑貨やネイルにも広がりとても身近になりましたね。
アルコールインクアートでもとても人気のデザインのひとつとなっています。
アルコールインクアートで大理石柄と呼ばれている模様は、実際の大理石というよりは放射状になったものや、ゴールドの縁取りが浮かぶようなものなどデザイン性が重視されている印象です。
今回ご紹介するのはホワイトベースでクラックが入った大理石をイメージした描き方です。
ホワイト大理石風の描き方動画
※サムネイルの作品の途中までです。
少しずつで変化が分かりづらくすみません。
使用品
インク
カラーインク:コピックインクT4
アルコール
ニュアンス感を出しやすいエタノールを使用しています。
紙
ユポもニュアンス感が出て良いですが、インクコントロールをしやすい紙もおすすめです。
●ユポ以外の紙の特長と向くアート
描き方のポイント
大理石らしく描く時はインクを鋭く細長く伸ばすことを意識します。
大きめの紙に少しだけの量のインクを細長めに広げたら、たっぷりのエタノールで紙面の外まで届かせる気持ちでインクを伸ばし広げながら模様を描いていきます。
この時、紙の縁などに寄った余分なエタノールは落としたり(下に敷いているのはペットシーツです)ティッシュで吸い取ったりします。
インクを伸ばす時は、基本的に進む先に常にエタノールがあるようにして下さい。
紙面にエタノールが無いところまできたら、エタノールを継ぎ足します。
最大のポイントは線の伸ばし方で、はみ出したインクを追いかける(インクの伸びていく方と風の方向が同じになる)のではなくて、
エタノールの縁どりのラインに風でインクを寄せながら細く線を伸ばすことかと思います。
インクの進行方向に対して横から風があたる形になります。
(動画の1:30~の辺りと2:40~の辺りが分かりやすいかな💦)
インクをエタノールの縁に寄せるために、ドライヤーは紙面に対して45°ほどに倒す感覚で風を当てていきます。
あとはバランスを見ながらインクを足したり線を増やしたりの作業の繰り返しです。
インクの動きのコントロールが必要ですが、鋭い細さの長い線の描き方さえコツをつかめば、大理石に似せるために自由にあーでもないこーでもないできるて楽しいと思いますよ。
●放射状に面で広げる大理石風デザインはこちら
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